あけましておめでとうございます。
昨年に続き、後進の指導強化に励む一年と
気持ちを引き締めております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
邦楽教室倭音 河相 富陽
さて、今回から思うまま書いたものをホームページに載せてもらうことにいたしました。
文章に自信がありませんが、教室のあれこれ、ほかにいろいろ感じたことなどを書いてみたいと思っております。
お付き合いくださいませ。
感心したこと
ここ数年、私は近くの小学校にお話をしに行っています。
視覚障害者である私の生活ぶりをお話しするためです。
その学校では、古い校舎の跡地を利用して、生徒たちが野菜を作り、秋に収穫祭と称し、父兄や関係者を招待して給食を一緒にいただきます。
私もご招待をうけ給食をご馳走になりました。4年生は小松菜を育てたそうで、うれしそうにいろいろな話をしてくれました。
都会で土に触れるということは、とても有意義なことと思いました。
それからもう一つ、ここの小学校のシンボルが大きないちょうの木。
毎年銀杏がたくさん取れるそうです。
生徒が拾い、先生と父兄が協力して洗って干して、それを売って、東日本の被災地に寄付するとのこと。
子どもたちにも良い教育であろうと感心したことでした。
もちろん私も少しですが協力させていただきました。
道を歩いていると
「こんにちは」と自転車で走りながら声をかけてくれます。
良い子たちだなとこちらも笑顔で、「気を付けてね」と後ろから声をかけ、気持ちが暖かくなります。
いつまでお話をしに行けるのかはわかりませんが、できるだけこの暖かい交流を続けられたらと思う今日この頃です。
2015年1月6日